行政書士の勉強をはじめる方へ
行政書士合格率の真実
受験者が急増しているのはホントです
『近年の行政書士試験は、合格率が一桁台難関資格!』
ネットで、そんな言い方をしているサイトをよく見かけます。
行政書士は本当にそんなにむずかしい資格なのでしょうか?
2回で合格した私の意見は「そうであるとも言えるし、そうでないとも言える」という感じです(どっちつかずで優柔不断ですね (⌒_⌒; ))
ひとまず、2001年以降の合格率を拾い上げてみます。
| 年 | 合格率 | 合格者数 |
|---|---|---|
| 平成13年 | 10.96% | 6691 |
| 平成14年 | 19.23% | 12894 |
| 平成15年 | 2.89% | 2345 |
| 平成16年 | 5.33% | 4196 |
| 平成17年 | 2.62% | 1961 |
| 平成18年 | 4.79% | 3385 |
| 平成19年 | 8.64% | 5631 |
| 平成20年 | 6.47% | 4133 |
2003年度から後を見ると、それまで2桁台だった合格率が、急に低下しているのがわかります。
よくある意見に、2001・2002年、試験センターが立て続けに出題ミスを出してしまい、一般教養(現在の一般知識)の足切りに救済措置がとられたため、合格率が高い数字になってしまった。、そのため以降は試験がむずかしくなった、というのがあります。
これは推測の域を出ませんが、私は、行政書士試験の合格率が低くなった理由は別にもあると思います。
それは受験者数の急増です。
平成11年度までは大体3万人台だった受験者が、平成15年度にはなんと8万人を超えています。これには昨今の資格ブームが影響しているでしょうし、行政書士を主人公にした漫画やTVドラマの影響もあるような気がします。
景気がよくない時は特に、「資格を持っていると将来に安心感がある」という心理が先行して、行政書士がどんな仕事をするのかもよくわからないまま受験している学生さんも多いのではないかと私は想像しています。
行政書士試験に受験資格の制限はないので、極端な話、高校生でもできます。 試験がむずかしくなったところへ来て、受験者が倍以上(4万人→8万人)に膨れ上がってしまったのですから、オモテに表れる合格率が低い数字になってしまうのは当然です。
でも、みなさんが行政書士として、将来本気で独立することを考えているのでしたら、上記の見た目の数字に困惑してしまってはいけません。