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行政書士合格率の真実

法律を扱う仕事で独立したかったのです

私は東京都の郊外(ベッドタウン)で生まれ育ちました。
大学も都内の私立大学(法学部)を卒業しています。
就職活動の頃は、メーカーに就職し、将来社内で法務として働くことが希望でした。
自社で開発・製造する商品の、コンプライアンス関係や特許・商標関係、また訴訟などが起きた時に、法律的な視点で会社に貢献できたらいいなと考えていました。
しかし、大手メーカーでも(私は自動車等のバッテリーを製造する中堅メーカーで働いていました)、社内で法務関連の仕事に携わることのできる社員はほんの一握りです。

採用の時の面接でも「はじめは営業の仕事からスタートですよ」といわれ、私は自分の意思を伝えた上で、そのことも承知をしてがんばっていました。
ところが退職をする2年前のことですが、なんと法曹の資格を持つ30代の男性が、総務部(法務課)の中堅者として、私が勤めていた会社に転職してきたのです。
「このままがんばっていても、法務として自分の出番はおそらくないだろな」と思いました。

社会人としての経験も7~8年になり、当時の私のように30代に近い年齢になると、中には将来のことをどうしようかと気持ちが揺れる人も多いのではないでしょうか。
社会というものがどういうものか、大体わかってきますし、一方で将来の夢に向かう気持ちは一層つよくなっていきます。
青臭いといわれるかもしれませんが、私もそのころどこかで「法律家らしい」仕事や生き方に憧れていました。

あのまま勤め続けていれば、年収も毎年上がり続けたと思いますが(このご時世だから賃金カットに泣いたかも? )、定年まで頑張れる自信はサラサラありませんでした。

最初は収入が不安定であっても、法律を扱う仕事で独立して、自由な働き方ができるのであれば、そっちの方が魅力に思えたのです。

かといって、30歳に近くなり司法書士を目指すのは私としては無謀だと判断しました。 現実的に将来を考えると行政書士はねらい目だったのです。

「行政書士だけでは、食べられない」というような風評も私は信じていませんでした。
というのも高校時代の友人の父親が行政書士で、友人の家がけっこういい生活をしているのをこの目で見て知っていたからです。
「行政書士としてやっていけるかどうかは、成功するかどうかは自分次第だ」
試験を受ける前から、私にはそんな気持ちがつよくありました。

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